2025年5月21日放送のTBS系情報番組「ひるおび」では、「ボードゲームにもタイパの波」と題し、Z世代を中心に注目されるタイムパフォーマンスを重視したアナログゲームが特集されました。
この記事では、同番組で紹介された5つの魅力的なアナログゲームについて、それぞれの特徴、価格、そしてなぜタイパが良いとされるのかを詳しく解説します。
短時間で濃密な楽しさを提供するゲームから、じっくり戦略を練るものの納得の満足感が得られるゲームまで、現代のニーズに合った選りすぐりのアナログゲームの世界が分かります。
アナログゲーム選びの参考に、ぜひご覧ください。
ひるおび「ボードゲームにもタイパの波」特集
近年、少ない時間で高い満足度を得る「タイムパフォーマンス」、略して「タイパ」を重視する傾向が強まっています。
この流れはアナログゲームの世界にも広がりを見せており、2025年5月21日の「ひるおび」では、そんなタイパに優れたアナログゲームが5つ紹介されました。
元祖タイパゲー?カタン スタンダード版 4,200円
ボードゲームの金字塔「カタン スタンダード版」(参考価格:4,200円)は、1995年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞し、世界で累計3,000万個以上を売り上げた超大ヒット作です。
このゲームの魅力は、なんといってもその奥深い戦略性とコミュニケーションにあります。
六角形のタイルを組み替えて毎回異なる島を生成するため、理論上2兆通り以上の盤面が楽しめ、飽きさせません。
資源を集め、開拓地を広げ、時には他のプレイヤーと交渉しながら勝利を目指します。
プレイ時間は約60分と、昨今の短時間ゲームと比べると長く感じるかもしれません。
しかし、「ひるおび」では、この60分で交渉や資源管理といったボードゲームの醍醐味を凝縮して体験できる点が「タイパ良好」と評価されました。
ルールは一度プレイすれば意外と簡単に理解でき、大人も夢中になること間違いなしです。
「家族全員で作戦会議しながら盛り上がれる」「一生遊べる」といった声も多く、世代を超えて楽しめるコミュニケーションツールとして最適な一品です。
新たな冒険へ!カタン 航海者版 4,200円
「カタン スタンダード版」の世界をさらに広げたい方には、「カタン 航海者版(拡張セット)」(参考価格:4,200円)がおすすめです。
これはスタンダード版に海という新たな舞台と探検の要素を加える拡張セット第4弾です。
この拡張版では、船を使って未知の海域へ乗り出し、新たな島々を発見していきます。
黄金の眠る島など、様々なシナリオが用意されており、毎回異なる冒険が待っています。
「航海者版」を遊ぶには「カタン スタンダード版」が必要ですが、既にスタンダード版をプレイしている人にとってはルールの追加学習コストが非常に小さいのが特徴です。
探検ボーナスとして2点の勝利点が加わるため、ゲームテンポはむしろ向上するとも言われています。
1つのシナリオは約30分から40分で遊べるため、気軽に新しいカタンの世界を楽しめます。
ユーザーからは「脳の疲労感が心地よい」「頭の体操になる」といった声が上がっており、思考を巡らせる楽しさを提供してくれます。
ただし、この航海者版をプレイするには「カタン スタンダード版」が必須であり、「携帯キャリーケース版」や海外版、過去の「カタンの開拓者たち」版では使用できない点に注意が必要です。
秒速で盛り上がる!MONT マジで草。 1,500円
手軽に短時間で盛り上がりたいなら、「MONT マジで草。」(参考価格:1,500円)が一押しです。
このゲームは、10種類の葉物野菜を題材にした神経衰弱系のカードゲームで、プレイ時間はわずか約7分です。
野菜カード20枚と名前カード10枚の合計32枚というシンプルな構成で、ルールも簡単。
丈夫な厚手の紙を使用しており、1人から5人まで遊べるので、人数を選ばないのも嬉しいポイントです。
重いゲームを始める前のウォーミングアップや、ちょっとした空き時間にサクッと楽しむのに最適です。
カードには野菜の原産地やおすすめ料理といった豆知識も書かれており、遊びながら知識も得られます。
この「短いのに学びが残る」点が番組でも紹介されました。
「短時間でパッと遊べるのが最強」と評価される一方で、「繰り返すと簡単になるので初見がピーク」といった意見もあり、手軽さゆえの特性も理解しておくと良いでしょう。
記憶と爆笑!究極のカップ麺 2,420円
記憶力と笑いが試されるユニークなゲームが「究極のカップ麺 ちょい足しアレンジ」(参考価格:2,420円)です。
このゲームは、カップ麺の調理手順が書かれたカードを1枚ずつめくり、それまでの手順を全て記憶して宣言していくメモリーゲームです。
「フタを閉めて、3分待って、お湯を注ぐ!?」といった、ありえないおバカな手順が次々と登場し、場を爆笑の渦に巻き込みます。
プレイ時間は約10分、対象年齢は8才以上、プレイ人数は3人から8人程度まで対応可能なので、大人数でのパーティーゲームとしても重宝します。
通常ルールの他に、一度間違えたら即退場となる緊張感満点の「激辛ルール」も搭載しています。
記憶する手順が増えるほど難易度が上がり、それと共に笑いも増幅していきます。
短時間でしっかりとした達成感と心地よい疲労感が得られるため、「コスパ以上のタイパ」とSNSでも話題です。
「誰でも理解できる」「深夜テンションで盛り上がり過ぎて声が枯れた」など、その笑いの誘発力は高く評価されています。
5分でロン!タイパ至上主義 麻雀 3,850円
「麻雀に興味はあるけど、ルールが難しそう…」そんな人に朗報なのが、「僕と私と/TRYBE タイパ至上主義 麻雀」(参考価格:3,850円)です。
このゲームは、複雑な麻雀のルールを大胆に簡略化し、わずか5分で「麻雀を分かった気になれる」ことを目指して開発されました。
最大の特徴は、本家麻雀の136枚の牌を36枚にまで大幅に削減している点です。
プレイヤーは最初に配られる5枚の牌で役を作り、誰かが和了(アガリ)するか、山札が無くなるまでゲームが進行します。
ルールは本家麻雀から「麻雀っぽい台詞」や「麻雀っぽい所作」の部分を抜き出して編集されており、「ロン!」や「リーチ!」といった麻雀特有の体験もすぐにでき、初心者でも気軽に麻雀の雰囲気を楽しめます。
Z世代向けの「タイパ至上主義シリーズ」の第1弾として登場し、長大な役の暗記や複雑な点数計算に時間を割けない人でも、手軽に「雀士デビュー」できると番組でも紹介されました。
「本家を覚える前の入口に最適」「初心者と経験者が同卓しても笑える」とSNSでも好評で、麻雀への第一歩として最適なゲームです。
まとめ:ひるおび紹介のタイパ重視アナログゲームについて
今回は、「ひるおび」で特集された「ボードゲームにもタイパの波」で紹介された、タイムパフォーマンスに優れた5つのアナログゲームをご紹介しました。
短時間で手軽に楽しめるものから、じっくり考えつつも濃密な体験ができるものまで、様々な魅力を持つゲームがありました。
ぜひ、これらの情報を参考に、あなたにぴったりのアナログゲームを見つけてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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