2025年5月19日に放送されたTBS系の大人気番組「ラヴィット」の「芸能界NO1キーマカレー王決定戦」はご覧になりましたか?
このコーナーで、お笑いトリオ「ロバート」の馬場裕之さんが披露した「出汁が香るタコの和風キーマカレー」が、その斬新さと美味しさで大きな話題を呼びました。
この記事を読めば、ロバート馬場さん考案の、わずか15分で完成する本格キーマカレーの詳しいレシピが分かります。
家庭で手軽に再現できるよう、必要な材料から、プロならではの調理のコツ、そして各工程に隠された美味しさの秘密まで、余すところなく徹底解説します。
和とカレーが見事に融合した新感覚の一皿を、ぜひご家庭でお楽しみください。
ラヴィット 芸能界NO1キーマカレー王決定戦
この「芸能界NO1キーマカレー王決定戦」は、芸能界の料理自慢たちがオリジナルのキーマカレーの腕を競い合う人気企画です。
毎回、inventive なレシピが登場し、視聴者を楽しませています。
出汁が香るタコの和風キーマカレーをご紹介!
今回ご紹介するのは、ロバート馬場さんが自信を持って送り出した「出汁が香るタコの和風キーマカレー」です。
タコのプリプリとした食感と、和風出汁の奥深い香りが絶妙にマッチした、まさに新感覚のキーマカレー。
プロの技が光るこの一品を、ご家庭でも手軽に楽しめるようにレシピを詳しく見ていきましょう。
調理時間はたったの約15分、2人分の分量です。
お店の味になる!おうちで揃える材料
この絶品和風キーマカレーを作るために必要な材料は、スーパーでも手軽に揃えられるものばかりです。
以下に2人分の材料をまとめました。
主役となる真ダコの足は2本用意します。
タコは心地よい歯ごたえだけでなく、タウリンやアミノ酸といった旨味成分を豊富に含んでおり、和風の出汁と組み合わせることで、より一層深い風味を引き出すことができます。
炒め物に使用する油は米油を大さじ1。
米油は他の油と比較して酸化しにくく、クセがないため、素材本来の風味を損なうことなく、炒め調理に非常に適しています。
香り付けの要となるおろしにんにくは1かけ分。
にんにくをすりおろすことでアリナーゼという酵素が活性化し、アリシンという香り成分が発生します。
これを油と合わせることで香りが長持ちし、食欲をそそるガツンとした風味と旨味を最大限に引き出すことが可能です。
牛ひき肉は200g。
もも肉やばら肉などを合わせたミンチは、強いうま味と適度な弾力があり、水分が少ないため炒める際に形が崩れにくいという特性があります。
カレーの風味を決定づけるカレー粉は8g。
ターメリック、クミン、コリアンダーなど多種多様なスパイスがブレンドされており、料理に美しい色合い、豊かな香り、そして心地よい辛味を付与します。
和風出汁との組み合わせで、その風味はさらに豊かになります。
トマトピューレは120g。
トマトの皮や種を取り除き、裏ごしして煮詰めたピューレは、旨味が凝縮されており、短時間で料理に深いコクと爽やかな酸味を加えることができます。
隠し味としてウスターソースを小さじ1。
野菜や果実の繊維質が少なく、さらりとした液状のこのソースは、程よい辛味と酸味を持ち、熟成された深いコクを料理に与え、全体の味を引き締めます。
和風の旨味の代表格である鰹節は4g。
鰹節に多く含まれるイノシン酸は、他の旨味成分、例えば昆布に含まれるグルタミン酸と組み合わせることで、旨味の相乗効果を発揮します。
紅しょうがは水気をしっかりと切ってから20g。
ショウガの根茎を赤梅酢などに漬け込んだもので、その強い酸味と鮮やかな赤色が、料理の後味をさっぱりとさせ、全体の味わいを引き締めるアクセントとなります。
全体の味を調えるめんつゆは大さじ1。
出汁、醤油、みりん、砂糖などをベースに作られた万能調味料で、かえしと出汁のバランスが絶妙であり、和風のうま味を一層際立たせます。
仕上げに使う板海苔は適量。
磯の香り豊かな板海苔は、パリッとした食感を加え、見た目のアクセントになるだけでなく、ビタミンやミネラルも豊富に含んでいます。
そして、カレーのお供に欠かせないご飯も適量用意してください。
15分で完成!詳しい手順と作り方
それでは、具体的な作り方の手順を追いながら、美味しく仕上げるためのポイントを解説していきます。
各工程には、ロバート馬場さんならではのプロの工夫が詰まっています。
- ① 真ダコの足を1cm角に切り、フライパンで空炒りします。この工程は、油を使わずに材料を加熱することで余分な水分を飛ばす「空炒り(乾炒り)」という調理法です。タコの表面に軽く火を通すことで、香ばしさを引き出し、歯ごたえを良くする効果があります。
- ② 米油、おろしにんにく、牛ひき肉、カレー粉を加えて炒めます。発煙点の高い米油を使用することで、にんにくの香り成分を油にしっかりと移し、牛ひき肉のうま味を閉じ込めます。さらにカレー粉を加えることで、スパイスの芳醇な香りを全体に均一に行き渡らせることができます。
- ③ トマトピューレ、ウスターソース、鰹節、水気を切った紅しょうがを加えて炒め合わせます。トマトピューレの酸味と旨味、ウスターソースの甘辛いコクとスパイシーな香り、鰹節の持つイノシン酸の強い旨味、そして紅しょうがの爽やかな酸味が一体となることで、複雑で多層的な深い味わいが生まれます。
- ④ めんつゆを加えて全体を混ぜ合わせて火を止めます。最後にめんつゆを加えることで、和風出汁と醤油のうま味がプラスされ、全体の味が調和し、まろやかにまとまります。ここで火を止めることで、余計な水分を飛ばしすぎず、しっとりとした仕上がりになります。
- ⑤ 器にご飯を盛り、4のカレーをかけ、板海苔をのせて完成です。炊きたてのご飯の上に、出来立ての和風キーマカレーをたっぷりとかけます。仕上げにパリっとした食感の板海苔を添えることで、磯の香りが食欲をそそり、見た目にも美しい一皿が完成します。
まとめ:ロバート馬場さん直伝タコ和風キーマの魅力について
今回は、「ラヴィット」の「芸能界NO1キーマカレー王決定戦」でロバート馬場さんが紹介した「出汁が香るタコの和風キーマカレー」のレシピを詳しくお届けしました。
タコの心地よい食感と、鰹節やめんつゆが織りなす和風出汁の豊かな香りが絶妙にマッチした、まさにプロの味が光る一品です。
調理時間わずか15分という手軽さも魅力で、ご家庭でも簡単に本格的なキーマカレーを楽しむことができます。
ぜひ、このレシピを参考にして、新感覚の和風キーマカレー作りに挑戦してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント