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【かりそめ天国】和菓子グルメ 通はこっち和菓子3選!東京の名店に隠された通好みの逸品をブラックマヨネーズ小杉竜一が紹介【5月9日】

2025年5月9日にテレビ朝日系列で放送された人気バラエティ番組『マツコ&有吉 かりそめ天国』の2時間スペシャルでは、お笑いコンビ・ブラックマヨネーズの小杉竜一さんがプレゼンターを務める「通はこっち和菓子3選」という企画が注目を集めました。

この企画は、和菓子に並々ならぬ愛情と深い造詣を持つマツコ・デラックスさんの影響もあり、これまでも番組で度々取り上げられてきたテーマです。

この記事を読めば、番組で紹介された「あんわらび」「そがの里」「本饅頭」という、まさに通だけが知る絶品和菓子の詳細、それらを提供する名店の情報、そして各和菓子が持つ独自の魅力や背景について深く知ることができます。

東京に隠された珠玉の和菓子の世界へ、あなたをご案内します。

目次

マツコ&有吉 かりそめ天国「通はこっち和菓子3選」

『マツコ&有吉 かりそめ天国』は、視聴者からの疑問や気になる情報を独自の視点で深掘りする人気番組です。

今回の「通はこっち和菓子3選」は、看板商品に隠れた、本当に美味しいものを知る「通」ならではの視点で選ばれた和菓子を紹介する企画です。

マツコ・デラックスさん自身が「普通の和菓子では満足できなくなっている」とスタッフから評されるほどであり、ありふれた情報では満たされない視聴者の知的好奇心を刺激する内容となりました。

青柳正家「あんわらび」夏限定!飲める夏あんこ

最初に紹介されたのは、東京・墨田区向島に店を構える1948年創業の老舗「青柳正家(あおやぎせいけ)」が手掛ける「あんわらび」です。

この和菓子は「TV初公開」として紹介され、その新規性と未知の味わいへの期待感が高まりました。

青柳正家の看板商品は、美しい紫色が特徴の「栗羊羹」(4,428円)ですが、「あんわらび」は「超とろとろ羊羹の名店が作る夏限定の飲める夏あんこ」と称される、まさに革新的な一品です。

販売期間は5月末から9月末までと限られており、価格は2個入りで648円(税込)です。

「あんわらび」という名前の通り、餡とわらび餅を組み合わせたもの、あるいは餡そのものを主役としたわらび餅系統の和菓子と想像されます。

伝統的なわらび餅の概念を超え、餡を生地に練り込んだり、特殊な製法で一体化させたりと、独創的なアプローチが期待される逸品です。

翠江堂「そがの里」苺大福人気店の梅まんじゅう

次に登場したのは、いちご大福で絶大な人気を誇る中央区八丁堀の「翠江堂(すいこうどう)」が作る「そがの里」です。

翠江堂の看板商品「苺大福」(1個280円)は、季節に合わせて厳選された苺を使用し、多い日には1日に3,000個も作られるほどの人気ぶりです。

そんな翠江堂の通が選ぶ逸品が、梅が丸ごと1個入ったまんじゅう「そがの里」です。

この和菓子は「名店の梅まんじゅう」として紹介され、その品質への信頼感がうかがえます。

梅の爽やかな酸味と上品な甘味が見事に調和し、皮の美味しさも特筆すべき点です。

「そがの里」という名称は、梅の名所として知られる小田原の曽我地域など、特定の地名や歴史的背景を想起させます。

その土地の特産品である良質な梅を使用したり、文化や歴史を反映した意匠や製法が取り入れられている可能性もあり、和菓子が持つ物語性も楽しむことができるでしょう。

初夏から夏にかけての季節感を表現する代表的な和菓子として、その独自の個性が光ります。

塩瀬総本家「本饅頭」家康公も愛した究極の味!

最後に紹介されたのは、創業から実に670年余という圧倒的な歴史を持つ老舗中の老舗、「塩瀬総本家(しおせそうほんけ)」の「本饅頭」です。

塩瀬総本家は、1349年に中国(元)から来日した林浄因(りんじょういん)を初代とし、日本で初めて小豆を用いた餡を作り、餡入りの饅頭を創作したとされています。

その功績は高く評価され、室町時代には時の将軍、足利義政公から「日本第一番饅頭所」という栄誉ある看板を下賜され、江戸時代には徳川家康公にも深く愛されたという輝かしい歴史を持つ名店です。

同店の看板商品としては、日本三大まんじゅうの一つとも称される「志ほせ饅頭」(9個入1,458円)が有名ですが、「通」が選んだのは、まさに究極の饅頭「本饅頭」です。

この「本饅頭」は、戦国時代の武将、徳川家康公にまつわる興味深い逸話が伝えられています。

家康公は重要な戦に臨む際、塩瀬の「本饅頭」を自らの兜の上に置き、戦勝を祈願したことから、別名「兜饅頭(かぶとまんじゅう)」とも呼ばれるようになりました。

そして、この饅頭は家康公のみがお召し上がりになることを許された「お留菓子」として、その製法が古くから大切に受け継がれてきました。

「本饅頭」の最大の特徴は、極めて薄い皮と、厳選された大納言小豆を3日間もの時間をかけて仕込み、甘さを控えた上品な味わいに仕上げたこし餡です。

熟練した職人のみが作ることが許される秘伝の技の結晶です。

「本饅頭 4個入」の参考価格は2,160円(税込)で、賞味期限は3日間と非常に短いです。

また、「本饅頭」の伝統と本質はそのままに、パッケージや入り数、価格設定を現代のニーズに合わせて改良した「兜饅頭 6個入」(参考価格1,490円・税込、賞味期限14日間)も販売されています。

番組放送前からオンラインショップでは「只今売切」の状態が続いており、その人気と希少性がうかがえます。

実店舗は東京の築地本店をはじめ、松屋銀座店、高島屋東京店、大丸東京店などがあります。

まとめ:かりそめ天国 和菓子3選の魅力について

『マツコ&有吉 かりそめ天国』で紹介された「通はこっち和菓子3選」は、まさに知る人ぞ知る逸品ばかりでした。

青柳正家の「あんわらび」は革新的なアイデアと夏限定という希少性、翠江堂の「そがの里」は人気店の隠れた梅へのこだわりと地域性を感じさせる魅力、そして塩瀬総本家の「本饅頭」は圧倒的な歴史と徳川家康公ゆかりの物語を持つ究極の味わいが光りました。

これらの和菓子は、それぞれ異なる背景と特徴を持ちながらも、和菓子文化の奥深さと「」を唸らせる本物の価値を私たちに教えてくれます。

番組をきっかけに、こうした隠れた名品に光が当たり、その魅力が多くの人に伝わることは素晴らしいことです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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