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【あさイチ】ズッキーニでボンゴレビアンコのレシピ!みんな!ゴハンだよ片岡護シェフが紹介【2025年4月28日】

2025年4月28日のNHKの人気情報番組「あさイチ」内で放送された料理コーナー「みんな!ゴハンだよ」。

この日はイタリア料理界の重鎮、片岡護シェフが登場し、家庭で楽しめる絶品パスタレシピ「ズッキーニでボンゴレビアンコ」を紹介しました。

定番のボンゴレビアンコに旬のズッキーニを加えるという、シェフならではのアイデアが光る一品です。

この記事では、「あさイチ」で紹介された片岡護シェフの「ズッキーニでボンゴレビアンコについて、詳しい材料リストから、プロ直伝の作り方の手順、さらには失敗しないための重要なコツまで、分かりやすく解説します。

この記事を読めば、あなたもご家庭でリストランテのような本格的な味わいを再現できるはずです。

ぜひ、最後までチェックして、美味しいパスタ作りに挑戦してみてください。

あさイチ紹介!絶品ズッキーニでボンゴレビアンコ

イタリア料理の定番、あさりの旨味がたっぷり詰まった「ボンゴレ・ビアンコ」。

これに、みずみずしい旬の野菜ズッキーニを加えるという、片岡護シェフならではの発想から生まれたのが「ズッキーニでボンゴレビアンコ」です。

あさりの濃厚な味わいと、ズッキーニの優しい食感、そして爽やかなハーブの香りが絶妙に組み合わさり、家庭でも手軽に作れるのに、まるでレストランのような洗練された一皿に仕上がります。

「春のごちそう」とも表現される、季節感あふれる特別なパスタを、ぜひ味わってみませんか。

これだけでOK?必要な材料をチェック!

この絶品パスタ「ズッキーニでボンゴレビアンコ」を1人分作るために必要な材料をご紹介します。

特別なものは少なく、スーパーなどで手に入りやすい食材が中心です。

仕上げに使うパセリとオリーブオイルは、記載の分量とは別に用意しておくと、より本格的な仕上がりになりますよ。

  • 殻付きあさり(砂抜き済み) : 150g~200g:料理の主役。しっかり砂抜きされた新鮮なものを選びましょう。
  • ズッキーニ : 50g:旬のものを選ぶと、より美味しく仕上がります。
  • フェデリーニ(直径1.4mm) : 70g~80g:ソースとよく絡む細めのパスタです。
  • パセリ(みじん切り) : 大さじ1:ソースの風味付けに使います。
  • 青じそ(せん切り) : 5~6枚分:仕上げに使う爽やかな香りのアクセントです。
  • にんにく(みじん切り) : 小さじ1:香りのベースとなる重要な香味野菜です。
  • 赤とうがらし(種を除く) : 1/2本:ピリッとした辛みが味を引き締めます。
  • 白ワイン : 30ml~40ml:あさりを蒸し煮にし、風味を加えるために使います。
  • オリーブオイル : 大さじ2:炒め油として、また風味付けにも使います。
  • : 適量:パスタの茹で湯と味の調整に使います。
  • こしょう : 少々:味を引き締めるのに使用します。
  • 仕上げ用パセリ(みじん切り) : 適量(分量外):彩りと香りをプラスします。
  • 仕上げ用オリーブオイル : 適量(分量外):風味と艶出しに使います。

片岡シェフ流!詳しい作り方を大公開

それでは、片岡護シェフ直伝の「ズッキーニでボンゴレビアンコ」の作り方を、7つのステップに分けて詳しく見ていきましょう。

手順自体はシンプルですが、各工程には美味しく仕上げるための理由があります。

ポイントを押さえて、丁寧に進めていくことが大切です。

  1. ズッキーニの準備ズッキーニはまず5mmの厚さで輪切りにします。次に、それを重ねてさらに5mm幅の棒状に切り分けます。こうすることで、火の通りが均一になり、炒めたときに程よい食感が残ります。見た目も美しく仕上がりますね。
  2. 香味油を作り、ズッキーニを炒めるフライパンにオリーブオイル大さじ2、みじん切りにしたにんにく小さじ1、種を取り除いた赤とうがらし1/2本を入れ、弱火にかけます。焦がさないようにじっくり加熱し、オイルに香りを移しましょう。にんにくが色づき始めたら、準備した棒状のズッキーニ、塩ひとつまみ、こしょう少々を加えます。ここでのポイントは、ズッキーニを炒めすぎないこと。油が全体にまわる程度に「サッと」手早く炒め合わせるのが、食感を良くするコツです。
  3. あさりを蒸し煮にするズッキーニを炒めたフライパンに、砂抜き済みのアサリ150g~200g、白ワイン30ml~40ml、みじん切りにしたパセリ大さじ1を加えます。すぐにふたをして火力を中火にし、あさりの口が全て開くまで加熱してください。蒸し煮にすることで、あさりの持つ濃厚な旨味エキスがソースに溶け出し、白ワインのアルコール分が飛んで風味が凝縮されます。
  4. パスタを茹でるあさりを蒸している間に、パスタを茹でる準備をします。別の鍋にたっぷりのお湯を沸かし、お湯の量に対して0.3%の塩(例:お湯1リットルなら塩3g)を加えます。フェデリーニ70g~80gを投入し、パッケージの表示時間よりも1分短く茹で上げましょう。これは、後でソースと絡めてさらに加熱するため、パスタが伸びてしまうのを防ぎ、理想的なアルデンテ(芯が少し残る状態)に仕上げるための重要な工程です。
  5. ソースを煮詰めるフライパンの中であさりの口が全て開いたら、ふたを取り除きます。そのまま中火で加熱を続け、ソース全体を2分間ほど軽く煮詰めます。このひと手間で、あさりから出た旨味成分が凝縮され、ソースの味わいが格段に深まります。ただし、煮詰めすぎるとソースが少なくなりパスタに絡みにくくなるので注意が必要です。
  6. パスタとソースを絡める茹で上がったフェデリーニの水気をしっかりと切り、ソースを煮詰めているフライパンに加えます。ここからは時間との勝負です。手早く全体を混ぜ合わせ、パスタがソースの旨味を吸い込むように、約1分間ほどしっかりと絡め合わせましょう。味見をして、もし塩気が足りなければ、この段階で塩を加えて最終的な味を調えます。
  7. 盛り付け熱々のパスタを器にきれいに盛り付けます。仕上げに、準備しておいたせん切りの青じそ5~6枚分と、分量外のみじん切りパセリを彩りよく散らします。最後に、風味と艶を出すために、分量外のオリーブオイルを適量回しかければ、片岡シェフ流「ズッキーニでボンゴレビアンコ」の完成です!

このレシピをさらに美味しく作るための、片岡シェフが伝授する5つの重要なコツをまとめました。

第一に、あさりの砂抜きです。

これは基本中の基本ですが、最も重要です。

新鮮なあさりを選び、調理前に塩水(海水程度の約3%濃度)に浸けて、暗く静かな場所でしっかりと砂を吐かせましょう。

砂が残っていると、せっかくの料理が台無しになってしまいます。

第二に、ズッキーニの炒め方

ズッキーニは水分が多い野菜なので、火を通しすぎると食感が悪くなります。

ステップ2で香味油と合わせる際は、あくまで「サッと」油を絡める程度に留めるのがポイントです。

第三に、パスタの茹で加減

ステップ4で説明した通り、表示時間より1分短く茹でる「アルデンテ」が鉄則です。

最後の1分間でソースと絡めながら火を通すことで、パスタがソースを吸い、一体感のある仕上がりになります。

第四に、ソースの煮詰め具合

ステップ5でアサリの口が開いた後に軽く煮詰めることで、旨味が凝縮されます。

約2分間という時間が目安ですが、ソースが少なくなりすぎないように注意しましょう。

第五に、仕上げの香り

ステップ7で最後に加える生の青じそとパセリは、見た目だけでなく、料理の風味を決定づける大切な要素です。

加熱しないことでフレッシュな香りが際立ち、全体の味を引き締めてくれます。

まとめ:あさイチ流ズッキーニボンゴレの作り方について

今回は、NHK「あさイチ」の「みんな!ゴハンだよ」でイタリア料理の巨匠、片岡護シェフが紹介した「ズッキーニでボンゴレビアンコ」のレシピをご紹介しました。

必要な材料と、7つのステップからなる詳しい作り方、そして美味しさを格上げする5つの調理のコツがお分かりいただけたかと思います。

旬のズッキーニとあさりの旨味が融合した、家庭で手軽に作れる本格イタリアンパスタです。

ぜひ挑戦してみてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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