2025年5月4日に放送された人気番組「相葉マナブ」のコーナー「マナブ!出張お料理塾~原田さんとブロッコリー~」をご覧になりましたか?
この回では、イタリア料理界の名匠、「アロマフレスカ」のオーナーシェフである原田慎次さんが登場し、旬のブロッコリーを使った絶品料理の数々を披露しました。
特に注目を集めたのが、定番のブルスケッタをアレンジした「ブロッコリーのブルスケッタ(イタリア風ガーリックトースト)」です。
この記事を読めば、原田シェフ直伝の、驚くほど美味しいブロッコリーブルスケッタの詳しい材料と、家庭でも再現できる丁寧な作り方の手順が分かります。
ぜひ参考にして、プロの味をおうちで楽しんでみてください。
原田シェフ直伝!絶品ブロッコリーのブルスケッタ紹介
今回ご紹介するのは、イタリア料理の定番前菜であるブルスケッタを、旬のブロッコリーを使ってアレンジした一品です。
ブルスケッタといえば、焼いたパンにニンニクを擦り付け、オリーブオイルをかけ、トマトなどをのせるのが一般的ですが、このレシピでは主役にブロッコリーを据えています。
この独創的なレシピを考案したのは、イタリア料理の名店「アロマフレスカ」のオーナーシェフであり、番組に講師として登場した原田慎次さんです。
単なる家庭料理のアイデアではなく、素材の風味を最大限に引き出すプロの技術と、伝統料理を旬の食材に合わせて進化させる独創性が光る一皿と言えるでしょう。
番組の企画「マナブ!出張お料理塾~原田さんとブロッコリー~」では、このブルスケッタを通して、ブロッコリーという身近な食材の新たな可能性が示されました。
意外とシンプル?絶品ブルスケッタの材料をチェック!
この絶品ブルスケッタを作るために必要な材料(作りやすい分量)は、以下の通りです。
特別なものは少なく、比較的手に入りやすい食材で作れるのが嬉しいポイントです。
- ブロッコリー 1個。今回の主役です。茎も無駄なく使います。
- アンチョビ 4枚。塩気と深い旨みを加える重要な役割を果たします。
- にんにく 2片。ソースの香り付け用です。すりおろして使います。
- 唐辛子 2本。ピリッとした辛みが味のアクセントになります。みじん切りにします。
- オリーブオイル 大さじ2と1/2。ソースを作る際に使用します。風味の良いものを選びましょう。
- トマトジュース 200mL。ブロッコリーを煮込む際に使用。酸味と旨みを加え、煮詰めることで味が凝縮します。
- バゲット 適量。ブルスケッタの土台となるパンです。
- にんにく 適量。こちらは焼いたバゲットに擦り付けるために使います。ソース用とは別に用意します。
- 塩 適量。バゲットへの味付けや、全体の味の調整に使います。
- オリーブオイル(分量外) 多め。仕上げにバゲットにかける用です。たっぷりと使うのが美味しさの秘訣です。
これらの材料を見ると、ブロッコリーを主役に、アンチョビの旨味、にんにくと唐辛子の香味と辛味、トマトジュースの酸味と凝縮された旨味、そしてオリーブオイルの風味が組み合わされていることが分かります。
特にアンチョビ、にんにく、唐辛子、オリーブオイルの組み合わせは、イタリア料理の風味作りの基本であり、このレシピの美味しさの土台となっています。
マネしたい!原田シェフ流ブルスケッタの作り方
それでは、原田シェフが伝授した「ブロッコリーのブルスケッタ」の作り方を、順を追って詳しく見ていきましょう。
いくつかの簡単なコツを押さえるだけで、家庭でもお店のような本格的な味わいを再現できます。
- 材料の下準備
- ブロッコリーはよく洗い、つぼみと茎に分けます。つぼみは小さめのひと口大に、茎は硬い皮をむいてから細かく刻みます。普段捨ててしまいがちな茎も使うことで、食感のアクセントになり、食材を無駄なく活用できます。
- ソース用のにんにく2片は皮をむいてすりおろし、唐辛子2本はヘタと種を取り除いてからみじん切りにします。
- 香味オイルを作る
- フライパンにオリーブオイル大さじ2と1/2、すりおろしたにんにく、アンチョビ、みじん切りにした唐辛子を入れます。
- 必ず「弱火」にかけて、じっくりと加熱します。これが非常に重要なポイントです。焦がさないように注意しながら加熱することで、にんにくや唐辛子の香り、アンチョビの旨みが穏やかにオイルに移り、料理全体の風味のベースとなります。強火だと焦げて苦味が出てしまうので気をつけましょう。
- ブロッコリーを炒め煮込む
- フライパンから良い香りがしてきたら、下準備しておいたブロッコリー(つぼみと刻んだ茎)を加えます。
- ブロッコリーを2~3分ほど炒め合わせ、オイルを全体に絡ませます。
- トマトジュース200mLを注ぎ入れ、フライパンに蓋をして煮込みます。蓋をして煮ることで、蒸気がこもり、ブロッコリーが効率よく、均一に柔らかくなります。「ブロッコリーがやわらかくなったら」が目安ですが、大体7~8分煮詰めるイメージです。
- 仕上げ(ブロッコリーソース)
- ブロッコリーが十分に柔らかくなったら、フライパンの蓋を取ります。
- ヘラや木べらなどで、ブロッコリーを潰しながら全体をよく混ぜ合わせます。この「潰す」工程が、ソースに一体感と適度なとろみを与え、バゲットに載せやすくするための秘訣です。完全にペースト状にするのではなく、ブロッコリーの食感が少し残る程度に潰すのがポイント。これにより、素材感も楽しめるソースになります。
- バゲットの準備と盛り付け
- バゲットを幅2cm程度の厚さに切ります。
- 切ったバゲットをオーブントースターなどで軽く焼きます。表面がカリッとする程度が目安です。焼くことで香ばしさが増し、ソースを載せてもパンがふやけにくくなります。
- 焼きたての熱いバゲットの表面に、材料として別に用意しておいた生のにんにくを擦り付けます。これでパンにニンニクの鮮烈な香りが移ります。
- にんにくを擦り付けた面に、軽く塩を振ります。
- さらに、分量外のオリーブオイルを「多め」にかけます。「たっぷり」かけることで、パン自体の風味が増し、口当たりも良くなります。
- 準備したバゲットの上に、④で作ったブロッコリーのソースをこんもりとのせれば、美味しい「ブロッコリーのブルスケッタ」の出来上がりです!
まとめ:相葉マナブ紹介ブロッコリーブルスケッタについて
今回は、2025年5月4日放送の「相葉マナブ」で、イタリア料理の巨匠・原田慎次シェフが紹介した「ブロッコリーのブルスケッタ(イタリア風ガーリックトースト)」のレシピをご紹介しました。
ブロッコリーの茎まで無駄なく使うアイデアや、弱火で作る香味オイル、トマトジュースでの煮込み、ブロッコリーを潰して仕上げるテクニックなど、プロならではのコツが満載でしたね。
ぜひご家庭でこの絶品ブルスケッタ作りに挑戦してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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