2025年5月14日に放送されたTBS系情報番組「ひるおび」の特集「『エモい』『逆に新しい』人気が再燃!インスタントカメラ」では、魅力あふれるインスタントカメラ9機種が紹介されました。
スマートフォンでの撮影が主流の現代において、なぜアナログなインスタントカメラが再び注目を集めているのでしょうか。
この記事を読めば、番組で取り上げられた各カメラの特徴や価格、そしてインスタントカメラならではの楽しみ方や、人気再燃の背景にあるレトロブームや若年層の新しい価値観まで詳しく分かります。
あなたにぴったりの一台を見つけるための情報が満載です。
ひるおび「『エモい』『逆に新しい』人気が再燃!インスタントカメラ」
番組では、フィルムのサイズやフォーマット、価格帯もさまざまな9機種のインスタントカメラが実機とともに紹介されました。
2020年代後半からのレトロブームを背景に、デジタルにはないアナログな体験や、撮ったその場で写真が出てくるという「不自由さ」こそが楽しい」という価値観が、特に若年層の間で広がっていることが人気の要因です。
富士フイルム instax mini 12 12,800円
富士フイルムの「instax mini 12」は、誰でも簡単に美しい写真が撮影できるエントリーモデルとして人気です。
その理由は、搭載された「明るさオート」機能にあります。
この機能は、周囲の明るさに応じてシャッタースピードやフラッシュの光量を自動で最適化するため、特別な設定をすることなく、いつでもキレイな写真を撮影できます。
2023年3月16日に発売され、価格は12,800円(税込)です。
レンズリングを回すだけでクローズアップモードに簡単に切り替えられ、セルフィーミラーも付いているので自撮りも容易です。
さらに、接写時に起きやすいピントのズレを補正するパララックス自動補正機能も備えており、インスタントカメラを初めて使う方やお子様にも最適な一台として支持を集めています。
使用するフィルムは、名刺サイズの「INSTAX mini」です。
富士フイルム instax mini 41 22,000円
富士フイルム「instax mini 41」は、クラシックカメラの普遍的なデザインと現代的なファッション性を融合させた、持つ喜びを感じさせるアナログインスタントカメラです。
2025年4月17日にオープン価格で発売されたこのモデルは、特にデザインにこだわりを持つユーザー層から高い関心を集めています。
販売参考価格は22,000円(税込)です。
目を引くのは、金属調のダークシルバーを基調とし、アクセントとしてオレンジを配したファッション志向のボディデザイン。
これにより、単なる撮影機材としてだけでなく、自己表現のアイテムとしても活用できます。
機能面では、0.37倍の実像式ファインダーに視差補正機能を搭載し、特に接写時のフレーミング精度が向上しました。
シャッターはプログラム電子式で、1/2秒から1/250秒のシャッタースピードに対応し、暗い場所での撮影を助ける低輝度スローシンクロ機能も備えています。
発売直後からSNSでは「#instaxmini41」のハッシュタグと共に多くの投稿が見られ、その洗練された見た目と確かな機能性が話題となっています。
富士フイルム instax SQURARE SQ40 18,700円
富士フイルム「instax SQURARE SQ40」は、SNSなどで人気の正方形フォーマット(画面サイズ62mm×62mm)の写真を手軽に楽しめるインスタントカメラです。
このカメラの魅力は、どんなファッションにも合わせやすいミニマルでユニセックスなデザインと、誰でも簡単に扱えるシンプルな操作性にあります。
2023年6月29日に発売され、価格は18,700円(税込)です。
主な特徴として、周囲の明るさをカメラが自動で感知し、最適なシャッタースピードやフラッシュ光量に設定してくれる「自動露光調整機能」を搭載しています。
これにより、室内や暗い場所でも失敗の少ない撮影が可能です。
また、レンズリングを2回転させるだけの簡単な操作でセルフィーモードに切り替えられ、レンズ横のミラーで写る範囲を確認しながら自撮りが楽しめます。
外観の黒革調デザインは高級感を演出し、正方形のプリントはSNSのプロフィール画像などとも相性が良く、若年層を中心に支持されています。
富士フイルム instax mini 99 28,600円
富士フイルム「instax mini 99」は、多彩な撮影表現を追求したいユーザーに向けた、アナログ技術の粋を集めた最上位モデルのインスタントカメラです。
写真にこだわりを持つ方々にとって、マニュアル操作による自由度の高い撮影体験を提供します。
2024年4月11日に発売され、価格は28,600円(税込)です。
高級感あふれるマットブラック仕上げのボディには、多彩な撮影機能を凝縮しています。
具体的には、標準的な撮影に適した「ノーマルモード」のほか、「インドアモード」「スポーツモード」「二重露光モード」「バルブモード(長時間露光)」という5つの撮影モードを搭載。
さらに、レンズに内蔵されたLEDライトの色を変えることで写真の色合いに変化を加える6種類の「カラーエフェクトダイヤル」も備えています。
ピント合わせは0.3mから無限遠まで3つのゾーンから選択するマニュアルフォーカス方式を採用し、5段階の明るさ調整ダイヤルを使えば、意図的に明るくしたり暗くしたりするハイキー/ローキー撮影も可能です。
電源には充電式リチウム電池を採用。
その多機能性と操作性から、写真愛好家やハイアマチュア層からは「チェキ版フィルムカメラ」とも呼ばれ、SNS上では多くの作例が投稿されています。
富士フイルム intax WIDE 400 23,100円
富士フイルム「intax WIDE 400」は、miniフォーマットの約2倍の大きさとなる横長のワイドフォーマット(画面サイズ62mm×99mm)で、ダイナミックな写真を撮影できるインスタントカメラです。
広い範囲を写せるため、大人数での集合写真や広大な風景の撮影など、標準サイズの写真では表現しきれないシーンでその真価を発揮します。
2025年7月19日に発売予定で、価格は23,100円(税込)です。
撮影モードは、標準的な撮影に適した「ノーマルモード」、遠景をシャープに捉える「ランドスケープモード」、そして付属のクローズアップレンズを使用して近距離撮影が可能な「マクロモード」の3種類を搭載しています。
さらに、カメラの角度を調整できるアクセサリーが付属しており、集合写真などで適切な画角を得るのに役立ちます。
セルフタイマー機能は、LEDの点滅でカウントダウンを知らせるため、撮影される側にもタイミングが分かりやすい親切設計です。
その広い画角から、特に旅行先での思い出を大きく残したいと考える層や、写真系YouTuberなどから旅行用サブカメラとしての推奨の声も上がっています。
富士フイルム instax SQURARE SQ1 14,850円
富士フイルム「instax SQURARE SQ1」は、人気のスクエアフォーマット(画面サイズ62mm×62mm)を手軽に楽しむことができるエントリーモデルのインスタントカメラです。
シンプルな操作性と持ちやすいデザインが特徴で、インスタントカメラを初めて使う方でも安心して美しいスクエア写真を撮影できます。
2020年秋に発売され、価格は14,850円(税込)です。
本体はグリップ一体型のラウンドデザインを採用し、手に馴染みやすく操作系も最小限に抑えられています。
主な機能として、周囲の明るさに応じてシャッタースピードやフラッシュ光量を自動で調整する「自動露光調整機能」を搭載。
特別な設定をすることなく、常に適切な明るさの写真を撮影することが可能です。
セルフィーモードへの切り替えも簡単で、レンズのリングを二度回すだけです。
電源にはCR2リチウム電池2本を使用し、約30パック(約300枚)の撮影が可能な高耐久設計も魅力の一つです。
「最小限の操作で失敗しない」点が、特に初心者からの支持に繋がっています。
ポラロイド Polaroid Now Generation 3 24,900円
ポラロイド「Polaroid Now Generation 3」は、インスタントカメラの代名詞ともいえるポラロイドのクラシックな魅力と、最新の技術を融合させた最新モデルです。
このカメラは、特に露出の精度が向上し、より使いやすく、そして環境にも配慮した設計へと進化を遂げています。
2025年3月5日に正式発表され、価格は24,900円(税込)です。
機能面では、光量計の配置と測距センサーが改良され、2レンズオートフォーカスシステムによって写真のシャープネスが向上しました。
さらにユーザーからの要望に応え、新たに三脚ネジ穴と市販のレンズフィルターが装着できる互換性が追加されました。
クリエイティブな表現を可能にする二重露光機能やセルフタイマー機能も搭載しています。
環境への配慮として、カメラボディの約40%にリサイクル材を使用し、電源にはUSB-C端子で充電可能なバッテリーを採用。
デザイン面では、6色の豊富なカラーバリエーションが用意されています。
対応するフィルムは、バッテリー非内蔵の「Polaroid i-Typeフィルム」と、バッテリー内蔵のクラシックな「600フィルム」の両方です。
ポラロイド Polaroid Now Generation 2 24,900円
ポラロイド「Polaroid Now Generation 2」は、誰でも簡単にアイコニックなポラロイド写真の撮影が楽しめるインスタントカメラです。
このモデルは、伝統的なポラロイドのデザインを踏襲しつつ、現代的なアップデートが施されています。
2023年春に海外市場で発売され、日本での販売価格は24,900円(税込)です。
大きな特徴の一つは、環境への配慮です。
カメラボディの約40%にリサイクル素材を使用しており、内蔵リチウムイオンバッテリーはUSB-Cポート経由で充電可能です。
機能面では、二つのシーンを一枚の写真に重ね合わせる「二重露光」や、集合写真に便利な「セルフタイマー」、そして被写体にピントを自動で合わせる「オートフォーカス」を搭載し、「誰でも失敗しないポラロイド」というコンセプトを追求しています。
カラーバリエーションも豊富で、ブラックやパンダ(ホワイトとブラックのツートン)、レッド、ブルーといった鮮やかな色が揃っており、ファッションアイテムとしても注目されています。
対応フィルムは、前述のGeneration 3と同様に「i-Typeフィルム」と「600フィルム」です。
セガ PRINT CAMERA プリカ 8,800円
セガトイズの「PRINT CAMERA プリカ」は、撮影したその場で写真をプリントできる、ユニークな体験を提供するトイカメラです。
このカメラの最大の魅力は、一般的な印画紙ではなく、レシートのような感熱ロール紙にモノクロで写真が印刷される手軽さと、プリントした写真に手描きでアレンジを加えられる遊び心にあります。
2025年3月6日に発売され、価格は8,800円(税込)です。
撮影できる画像の解像度はVGA画質(640×480ピクセル)で、プリントされる写真はレシートのような質感のモノクロ画像となります。
感熱ロール紙1本で約60枚の印刷が可能で、製品には3本のロール紙が同梱されています。
さらに、撮影した画像データはmicroSDカード(別売り)に保存することも可能です。
製品には6色のカラーペンも付属しており、プリントした写真にメッセージを書き込んだり、絵を描いたりして、オリジナルの作品作りを楽しめます。
カメラ本体のグリップ部分にはプリンターと手動カッターが内蔵されており、撮影後すぐにプリントし、その場でカットして友達とシェアするといった使い方ができます。
子ども向けの玩具としてだけでなく、その手軽さから大人にも「撮る⇄印刷の循環がクセになる」と人気です。
まとめ:ひるおび紹介!注目インスタントカメラたちについて
2025年5月14日の「ひるおび」で紹介されたインスタントカメラは、初心者向けからこだわりの撮影ができるモデル、そしてユニークなトイカメラまで、それぞれに異なる魅力を持っていました。
スマートフォンとは違う、アナログならではの温かみや、その場で形になる写真の楽しさを再発見できる良い機会です。
この記事が、あなたにとって最適な一台を見つけるための一助となれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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