2025年5月9日に放送された人気テレビ番組「沸騰ワード10」の「コスパ海外旅」コーナーでは、女優の井桁弘恵さんがスリランカでの3泊5日のエキサイティングな旅に挑戦しました。
この記事を読むことで、井桁さんが体験したスリランカの多彩な魅力、訪れた3つの荘厳な世界遺産の詳細、驚くほどコストパフォーマンスに優れた宿泊施設、舌を唸らせる絶品ローカルグルメ、そしてスリリングな移動手段に至るまで、旅のハイライトが具体的にわかります。
予算5万円でどこまでディープな体験ができるのか、井桁さんの足跡を辿りながら、あなたの次のスリランカ旅行のインスピレーションを発見できるでしょう。
活気に満ちた都市コロンボの喧騒から、美しいビーチリゾートの静けさ、緑豊かな高原の爽やかさ、そして息をのむような古代遺跡の神秘まで、感動に満ちた旅の追体験へとご案内します。
沸騰ワード10 コスパ海外旅 井桁弘恵のスリランカ旅
井桁弘恵さんが「沸騰ワード10」で見せたスリランカへの「コスパ旅」は、限られた予算と日数の中で、いかに多様な文化と自然を体験できるかを示した素晴らしい冒険でした。
そのチャレンジ精神あふれる旅路を詳しく見ていきましょう。
活気と美味!コロンボでスリランカの洗礼
スリランカの旅は、主要な玄関口であるバンダラナイケ国際空港への到着から始まります。
この空港は南アジアのハブ空港としての活気に満ちており、日本からは約9時間半のフライトで到達できます。
井桁さんの旅は、ここからスリランカの物価の安さ(日本の約3分の1)を活かした3泊5日、予算5万円の「コスパ旅」としてスタートしました。
コロンボでの最初の食体験は、地元の人々にも深く愛されている人気店「Pillawoos Hotel」でのコットゥです。
この「ホテル」という名前は宿泊施設を指すのではなく、特にコットゥで有名な24時間営業の賑やかな食堂(カフェ)として知られています。
コットゥ・ロティは、細かく刻まれたロティ(平たいパン)、野菜、肉や魚介類、そしてスリランカならではのスパイスを鉄板の上で炒め合わせた代表的な屋台料理です。
調理中のリズミカルな「カタカタ」という刻む音は、コットゥの象徴的な魅力の一つで、食欲をそそります。
ピラウーズでは、伝統的なコットゥに加えて、特にチーズチキンコットゥが人気を集めています。
コロンボでの宿泊先として井桁さんが選んだのは、「コンフォート@15ホテル」です。
1泊わずか2,270円という驚きの価格ながら、モダンでスタイリッシュな内装が特徴のホテルです。
コロンボのKollupitiya地区に位置し、都市観光の拠点として非常に便利です。
全11室の客室はエアコン完備で、一部の部屋からは海の景色を望めたり、バルコニーが付いていたりします。
また、コロンボ市内観光の起点や移動のハブとなるのが、コロンボ・フォート駅です。
この駅は英国植民地時代の1917年に開業した歴史的建造物で、ヴィクトリア朝時代の美しいデザインが今も色濃く残っています。
印象的な金属製の骨組みや階段、そして常に賑わう雰囲気は、訪れる旅行者を魅了します。
単なる交通の拠点としてだけでなく、スリランカの歴史と日常生活が交差する場所として、一見の価値があります。
南国から高原へ!ベントータとヌワラエリヤ大満喫
旅の2日目、井桁さん一行はコロンボ・フォート駅から列車に乗り、インド洋に面したリゾート地ベントータへ向かいました。
午前6時50分発の列車で約2時間、海岸沿いの美しい景色を楽しみながらの移動です。
ベントータでは、「Esorit Bentota(エソリット・ベントータ)」という海辺の人気店を訪れました。
ここはインド洋を望む絶好のロケーションにあり、ゆったりとした時間を過ごすのに最適なリゾートホテル兼レストランです。
井桁さんはここで、朝食として新鮮なカジキマグロをスパイシーにグリルした料理を堪能しました。
スリランカの沿岸料理では、新鮮な魚のグリルがよく見られ、ターメリックやカレーパウダー、ブラックペッパーといったスパイスでマリネしてから調理するのが一般的です。
その後、井桁さんは配車アプリを使って軽自動車を手配し、山間の街ヌワラエリヤへと向かいました。
約5時間のドライブを経て到着したヌワラエリヤは、標高が高いために冷涼な気候で知られ、「リトル・イングランド」とも称される広大な茶畑が広がる地域です。
ここで味わったのは、本場のセイロンミルクティー「キリテー」でした。
セイロンティーの歴史は1860年代に遡り、特にヌワラエリヤのような高地で栽培される紅茶は、その爽やかで花のような風味から「紅茶のシャンパン」とも呼ばれます。
スリランカでは、濃く煮出した紅茶に牛乳と砂糖を加えるのが伝統的なスタイルです。
夕食には、地元の人々に愛される食堂「DHATHA HOME FOODS」を訪れ、スパイシーなビーフカレーをいただきました。
スリランカのビーフカレーは、ローストしたカレーパウダーやココナッツミルクなどを使い、濃厚で風味豊かな味わいが特徴です。
ヌワラエリヤでの宿泊先は、「Ovi Court」というアパートメントタイプの施設でした。
1人1泊わずか1,463円という驚きの価格ながら、緑豊かな自然に囲まれた静かな環境で、バルコニー付きの客室からは山や湖の景色が楽しめます。
絶景鉄道と聖地キャンディ、そして憧れの超人気リゾート
旅の3日目は、「世界で最も美しい車窓」と称される紅茶鉄道の乗車から始まりました。
ヌワラエリヤの最寄り駅であるナヌオヤ駅から古都キャンディへと向かうこのルートは、所要時間約3時間半から4時間。
車窓からは、緑豊かな茶畑、滝、そして魅力的な山間の村々が次々と現れ、スリランカの自然の美しさを存分に味わうことができます。
キャンディでは、ユネスコ世界遺産にも登録されている「仏歯寺(スリ・ダラダー・マーリガーワ)」を訪れました。
この寺院は、ゴータマ・ブッダの左犬歯を祀る寺院として世界的に知られ、スリランカの王権の象徴であり主要な巡礼地です。
しかし、井桁さんが訪れた際は混雑やタイミングの問題から、残念ながらじっくりと見学することは叶いませんでした。
仏歯寺では毎日3回プージャー(礼拝)が行われ、その時間帯は特に多くの信者で賑わいます。
さらに、予定していた次の列車に乗れないというハプニングに見舞われ、井桁さんは急遽ルートを変更。
タクシーで向かったのは、かねてから憧れていたという超人気リゾート「ヘリタンス・カンダラマ」でした。
このホテルは、1泊1人25,000円、3ヶ月先まで予約が埋まっていることもあるほどの人気を誇ります。
スリランカの著名な建築家ジェフリー・バワによって設計され、周囲のジャングルに溶け込むように建てられたその建築美は圧巻です。
「トロピカル・モダニズム」という彼の建築哲学に基づき、自然との調和を極限まで追求したデザインは、岩盤をそのまま取り込んだり、ファサードに垂直な植栽を施したりと、環境への配慮が随所に見られます。
井桁さんはここで、思わぬ形で贅沢な時間を過ごすことになりました。
世界遺産制覇!ダンブッラ、ミネリヤ、シギリヤ感動体験
旅の4日目、井桁さんはスリランカ世界遺産制覇を目指して出発しました。
宿泊していた「ヘリタンス・カンダラマ」から車で約20分の距離にある、2つ目の世界遺産「ダンブッラ石窟寺院」へ向かいます。
この寺院は紀元前1世紀に遡る生きた仏教遺跡であり、スリランカ最大かつ最も保存状態の良い石窟寺院群として1991年にユネスコ世界遺産に登録されました。
岩山を360段ほど登った場所にあり、巨大な一枚岩の下にある5つの主要な石窟内部には、合計153体もの仏像や美しい壁画が保存されています。
番組の訪問時には動画撮影が禁止されていましたが、その荘厳な雰囲気と歴史の深さを感じさせる貴重な体験となりました。
次に訪れたのは、広大な「ミネリヤ国立公園」です。
東京ドーム約2,000個分ものスケールを誇るこの自然保護区では、井桁さんが一人でジープサファリに挑戦しました。
ミネリヤ国立公園は特に野生の象の大群で有名で、乾季(特に7月~10月頃)には「エレファント・ギャザリング」として知られる、数百頭もの象がミネリヤ貯水池周辺に集まる現象を観察できます。
井桁さんはコストを抑えつつ、野生動物との出会いに目を輝かせていました。
そしていよいよ、最後の3つ目の世界遺産「シギリヤ・ロック」へと向かいました。
ミネリヤ国立公園から車で30分ほどの場所に位置するこの巨大な一枚岩は、高さ約180~200メートル。
カッサパ1世(在位477~495年)が築いた古代都市遺跡で、ユネスコ世界遺産にも登録されています。
井桁さんは約1,200段あると言われる階段を30分という驚異的な速さで登り切り、天空の宮殿と称される頂上からの360度のパノラマ絶景に感無量の表情を見せました。
登頂途中には、美しい女性像が描かれた「シギリヤ・レディ」のフレスコ画や、古代の詩が刻まれた「ミラーウォール」、そして頂上への最後の関門である「ライオンのテラス」といった見どころがあります。
まとめ:井桁弘恵さんと巡るスリランカ感動体験について
井桁弘恵さんの「沸騰ワード10」でのスリランカ3泊5日の旅は、限られた予算と時間の中で、スリランカの多様な魅力を最大限に満喫する素晴らしいものでした。
活気ある都市の喧騒、美しい自然、荘厳な世界遺産、そして温かい地元の人々との触れ合いは、まさに感動の連続だったことでしょう。
この記事が、あなたのスリランカ旅行計画の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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