2025年5月13日放送のフジテレビ系「ノンストップ」の人気コーナー「笠原将弘のおかず道場」で紹介され、話題を呼んだ「明太子とじゃがいものハリハリ」。
日本料理「賛否両論」の笠原将弘シェフが伝授するこの副菜は、シャキシャキとしたじゃがいもの食感と明太子のピリ辛な味わいが絶妙にマッチし、家庭でも手軽に作れると評判です。
この記事では、その魅力あふれる「明太子とじゃがいものハリハリ」の詳しい材料、プロの技が光る作り方のコツ、そして美味しく仕上げるためのポイントを余すところなくご紹介します。
あっという間に作れて、食卓が豊かになる一品をぜひお試しください。
ノンストップ 笠原将弘のおかず道場
毎週火曜日に放送されている「ノンストップ」内の「笠原将弘のおかず道場」は、家庭で手軽に作れる本格和食を学べる人気コーナーです。
日本料理「賛否両論」の店主、笠原将弘シェフが、プロならではの視点から、簡単でおいしいレシピを解説してくれます。
絶品!明太子とじゃがいものハリハリを紹介
今回ご紹介する「明太子とじゃがいものハリハリ」は、その名の通り、じゃがいもの心地よいハリハリとした食感がたまらない一品です。
わずか5種類の材料で、調理時間も約15分と手早く作れるのが大きな魅力。
ビールのおつまみにも、白いご飯のお供にもぴったりな万能副菜として、番組でも絶賛されました。
この料理の最大のポイントは、じゃがいもの食感を最大限に引き出す調理法にあります。
千切りにしたじゃがいもを短時間で茹でて急冷することで、デンプン質の糊化(加熱によりデンプンが水分を吸って膨らみ、粘りが出る現象)を抑え、驚くほどのシャキシャキ感とハリのある歯切れの良さを実現しています。
そこに明太子の旨味とピリッとした辛さが加わり、薄口しょうゆとみりんが全体の味を引き締め、サラダ油が滑らかな舌触りとコクをプラスします。
1人前(2人分の半量で計算)あたりのエネルギーは約120kcal、たんぱく質約4g、脂質約4.5g、糖質約18g、食塩相当量約1.2gと、比較的ヘルシーながら満足感のある一品です。
明太子からは微量ながらEPAやDHAといった栄養素も摂取できます。
では、早速この美味しい副菜を作るための材料と、プロ直伝の作り方を見ていきましょう。
あの副菜に使う材料はこちら!
ご家庭にあるもので手軽に作れるのが嬉しいポイント。
2人分の材料は以下の通りです。
- じゃがいも:2個
- 明太子:大さじ1(薄皮から出して使用)
- サラダ油:小さじ1
- 薄口しょうゆ:小さじ1
- みりん:小さじ1
じゃがいもは、男爵いもやメークインなど、普段使いのもので構いません。
明太子は、お好みの辛さのものを選んでください。
番組では、香りにクセのないサラダ油を使用し、明太子の風味を前面に出していました。
ごま油やオリーブオイルでも代用可能ですが、まずはレシピ通りの味わいを試してみるのがおすすめです。
シャキシャキ食感!詳しい作り方
下ごしらえから仕上げまで、わずか15分ほどで完成します。
ポイントを押さえて、お店のようなハリハリ食感を目指しましょう。
【下ごしらえ】
- ① じゃがいもの準備:じゃがいもは皮をむき、スライサーを使って約1.5mm幅の細切りにします。
細すぎると茹でる際に折れやすく、太すぎると火が通りにくく食感が悪くなるため、1.5mm前後が理想的です。
切ったじゃがいもは、でんぷんを洗い流し、酸化による変色を防ぐためにすぐに水に数分さらしてください。
その後、ザルにあげて水気を軽く切っておきます。
【調理工程】
- ① 茹でる:鍋にたっぷりの湯を沸かし、必ず強火で沸騰させます。
水気を切ったじゃがいもを入れ、箸で1〜2回ほぐしながら約10秒間さっと茹でます(この作業をブランシングと言います)。
この10秒という短い茹で時間が、じゃがいもの甘味を引き出しつつ、デンプンの過度な糊化を防ぎ、アルデンテのような絶妙な食感を保つ秘訣です。 - ② 急冷する:茹で上がったじゃがいもは、すぐに氷水に取ります。
これにより、余熱で火が通り過ぎるのを防ぎ、シャキッとした食感をより際立たせます。
また、明太子を生で和えるため、じゃがいもの温度を10℃以下に素早く下げることで、衛生面での安全性も高めます。 - ③ 水気をしっかり切る:じゃがいもが完全に冷えたら、ザルにあげて水気を切ります。
その後、キッチンペーパーや清潔な布巾で包み、押さえるようにして水分をしっかりと拭き取ります。
ここで水気をきちんと切ることが、調味料が薄まらず、味がぼやけるのを防ぐ重要なポイントです。 - ④ 和える:ボウルに水気を切ったじゃがいもを入れ、まずサラダ油を加えて全体に絡めます。
油でコーティングすることで、明太子の粒がダマにならず均一に広がりやすくなります。
次に、薄皮から出した明太子、薄口しょうゆ、みりんを加え、じゃがいもが折れないように手早く、かつ優しく全体を混ぜ合わせれば完成です。
【美味しくいただくためのポイント】
この料理は、出来立ての食感が命です。
調味後は時間が経つにつれてじゃがいもから水分が出て食感が損なわれやすいため、和えてから10分以内に食べるのが最も美味しくいただけます。
もし冷蔵庫で保存する場合は、必ず密封容器に入れ、明太子が生であるため3時間以内を目安に食べ切るようにしましょう。
まとめ:明太子とじゃがいものハリハリについて
今回は、ノンストップ「笠原将弘のおかず道場」で紹介された「明太子とじゃがいものハリハリ」のレシピをご紹介しました。
簡単な手順と少しのコツで、家庭でもプロの味が再現できるこの一品。
シャキシャキの食感と明太子の風味が食欲をそそり、日々の食卓を豊かにしてくれることでしょう。
ぜひお試しください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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