梅雨の季節が近づくと、日々のちょっとしたことで悩むことが増えませんか?
実は、普段当たり前のようにやっていることが、かえって逆効果になっているかもしれません。
2025年5月21日放送の「めざましテレビ」の人気コーナー「ココ調」では、そんな梅雨時期の悩みを解消するための「これってあり?なし?」という疑問を徹底調査しました。
この記事を読めば、水筒の正しい使い方から、傘のお手入れ方法、洗濯のコツ、掃除のポイント、さらにはリサイクルやお風呂場のカビ対策まで、専門家が教える目からウロコの情報を8つまとめて知ることができます。
日々の暮らしをより快適にするためのヒントが満載ですので、ぜひチェックして、梅雨時期の悩みをスッキリ解消しましょう。
めざましテレビ「ココ調」つゆ間近の悩み解消8選!
日常生活で「これって本当に正しいの?」と疑問に思うこと、ありますよね。
特にジメジメとした梅雨の時期は、ささいなことが気になりがちです。
番組では、そんな日頃のモヤモヤを解消するべく、8つの生活の知恵を専門家と共に検証しました。
水筒にジュースやスープはNG!その意外な理由とは?
毎日使う水筒ですが、入れる飲み物には注意が必要です。
実は、ジュースや牛乳、カフェオレといった飲み物を水筒に入れるのは避けるべきです。
これらの飲料に含まれる糖分やタンパク質は、特に気温が高い時期に水筒の中で長時間放置されると、微生物によって発酵が進みやすくなります。
この発酵の過程で二酸化炭素などのガスが発生し、密閉された水筒内部の圧力が上昇します。
最悪の場合、キャップが突然吹き飛んだり、中身が噴き出したりする危険性があります。
また、味噌汁や塩分を含むスープ類も水筒には不向きです。
ステンレス製の水筒であっても、塩分はサビの原因となり、水筒の劣化を早めてしまう可能性があります。
キッチン道具メーカーの和平フレイズも、これらの飲料を水筒に入れないようSNSで注意を呼びかけています。
濡れた傘、天日干しはダメ!正しい干し方で長持ち
雨の日に使った傘、濡れたまま放置するとニオイやカビの原因になるため、しっかり乾かしたいものです。
しかし、良かれと思って天日に干すのは実はNG行為です。
傘の生地や撥水コーティングは、太陽光に含まれる紫外線や高温に非常に弱い性質を持っています。
天日干しをすると、これらの影響で生地が急速に劣化し、色褪せたり、撥水効果が失われたりするスピードが早まります。
傘を長持ちさせるためには、直射日光を避け、風通しの良い日陰でゆっくりと乾かす「陰干し」が推奨されます。
これにより、生地への負担を最小限に抑えつつ、しっかりと乾燥させることができます。
靴下は裏返し洗濯が正解!気になる汚れスッキリ
靴下の洗濯方法について、そのまま洗うか裏返して洗うか迷うことがありますが、実は裏返して洗濯するのが「あり」とされています。
私たちの足の裏からは、日々多くの角質や皮脂が排出されています。
これらは靴下の内側に直接付着し、ニオイや汚れの主な原因となります。
靴下を裏返して洗濯することで、これらの汚れが洗濯機の水流や洗剤に直接触れやすくなり、より効果的に洗い流すことが可能です。
特に汗をかきやすい時期や、スポーツ後などは、裏返して洗うことで衛生的に保つことができます。
キッチンスポンジの泡残しは危険!雑菌繁殖させない一手間
食器を洗い終えたスポンジ、泡が残っているともったいないと感じてそのままにしてしまうことはありませんか?
しかし、衛生面を考えると、泡はしっかりと洗い流すべきです。
スポンジに残った洗剤の泡には、食器から洗い落とされた食べ物のカスや油分が混ざり込んでいます。
これらが栄養源となり、スポンジ内部の適度な水分と温度と相まって、雑菌が爆発的に繁殖する原因となります。
使用後のスポンジは、洗剤の泡だけでなく、目に見えない汚れもしっかりとすすぎ落とし、水気をよく切って乾燥させることが、雑菌の繁殖を抑える上で非常に重要です。
フローリング掃除、いきなり水拭きは間違いだった!
リビングなどのフローリングを掃除する際、手軽さからウェットシートでいきなり拭き始める人もいるかもしれませんが、これは効率的な掃除方法ではありません。
フローリングの上には、目に見えるゴミだけでなく、細かなホコリや髪の毛がたくさん落ちています。
これらが乾いた状態であれば掃除機などで簡単に吸い取れますが、いきなりウェットシートで拭いてしまうと、ホコリや髪の毛が水分を含んで床にこびり付き、かえって取り除きにくくなってしまいます。
フローリング掃除の基本は、まず掃除機やドライタイプのシートで乾いたゴミやホコリをしっかりと取り除き、その後にウェットシートで拭き上げて仕上げるという順番です。
掃除機は窓を閉めてかけるべし!ホコリ舞い上げ防止
掃除機をかける際、換気のために窓を開けたままにしていませんか?
実は、掃除の効率を考えると、窓は閉めてから掃除機をかけるのが正解です。
窓を開けたまま掃除機をかけると、部屋の中に外からの風が流れ込み、床に落ちているホコリやハウスダストが舞い上がってしまいます。
舞い上がったホコリは掃除機で吸引しにくくなるだけでなく、家具の上などに再付着してしまう可能性もあります。
そのため、まずは窓を閉め切った状態で掃除機をかけ、室内のホコリを効率よく吸引します。
そして、掃除が終わった後に窓を開けて新鮮な空気を取り込み、しっかりと換気を行うのがおすすめの手順です。
ペットボトルのリング、分別時に外す必要なし!
ペットボトルをリサイクルに出す際には、キャップとラベルを外すのが一般的ですが、飲み口部分に残っているリング状のプラスチックはどうすれば良いか迷うことがあります。
結論から言うと、このリングは無理に外す必要はありません。
現在のリサイクル工場では、ペットボトルが破砕・洗浄される工程で、比重の違いなどを利用してリング部分を自動的に効率よく分別・除去する技術が確立されています。
そのため、消費者がリサイクルに出す際に、手作業でリングを一つひとつ取り除く手間は不要です。
キャップとラベルをきちんと分別すれば、あとは自治体の指示に従って排出しましょう。
お風呂の扉、開けっ放しはNG!脱衣所のカビを防ぐ
お風呂上がりの浴室、換気のために扉を開けっ放しにしている方も多いのではないでしょうか。
しかし、住宅設備メーカーのTOTOによると、これはカビ対策としては逆効果になる可能性があります。
入浴後の浴室は高温多湿な状態です。
この状態で浴室の扉を開け放つと、湿気を大量に含んだ空気が脱衣所に流れ込んでしまいます。
脱衣所は浴室ほど換気設備が整っていない場合が多く、壁紙や床、洗濯機周りなどに湿気がこもり、カビが発生しやすい環境を作り出してしまいます。
浴室の換気は、扉をきちんと閉めた状態で、浴室内に設置されている換気扇を回したり、浴室の窓を開けたりして行うのが正しい方法です。
これにより、湿気は効率よく屋外に排出され、脱衣所のカビリスクを低減できます。
まとめ:梅雨を快適に過ごす生活の知恵について
今回は、めざましテレビ「ココ調」で紹介された、梅雨時期の悩みを解消するための8つの生活術をご紹介しました。
水筒の使い方から掃除、洗濯のコツまで、日々の習慣を見直すだけで、より快適に過ごせるヒントが見つかったのではないでしょうか。
これらの情報を参考に、ジメジメした季節もスッキリ乗り切りましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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