2025年4月17日放送の日本テレビ系「ZIP!」の人気コーナー「街録ZIP」で紹介された、築地の最新食べ歩きグルメが話題です。
この記事では、番組で取り上げられた「きつねや」のホルモン丼、「築地 海鮮宝船」のウニいくらいなり、「えにかいたもち 築地店」の抹茶わらびラテ、「まる一浜田商店」の築地うにまんの魅力や情報を詳しく解説します。
老舗の味からSNS映えスイーツ、限定グルメまで、築地の”今”を知ることができます。
きつねや:70年以上の歴史!絶品ホルモン丼
築地場外市場でひときわ活気を放つ「きつねや」は、1947年(昭和22年)創業の老舗です。
店頭の大きな鍋で煮込まれるホルモンの香りが食欲をそそり、連日国内外からの客で行列が絶えません。
これは、もはや築地の名物風景の一つとなっています。
看板メニューは、新鮮な牛ホルモンを八丁味噌ベースの秘伝のタレで煮込んだ「ホルモン丼」(900円)です。
驚くべきことに、このタレは70年以上もの間、継ぎ足し続けられてきました。
濃厚でコクがありながらも、優しい甘みと旨味が感じられる絶妙な味わいが特徴となります。
長時間煮込まれたホルモンは驚くほど柔らかく、臭みは全く感じられません。
熱々のご飯にホルモン煮と刻みネギが乗ったシンプルな丼は、素材の味を引き立てます。
多くの人が推奨する玉子トッピング(50円または100円)を加えると、さらにまろやかさが増します。
「ZIP!」では、店の歴史、秘伝のタレ、そして訪れる客の約6割が外国人観光客という国際的な人気ぶりが紹介されました。
70年以上の歴史が紡ぎ出す唯一無二の味と、築地の象徴としての存在感、そして900円という手頃な価格が、多くの人々を惹きつける理由でしょう。
購入は店頭カウンターで行い、基本的には店の向かいにある立ち食い用テーブルでいただきます。
持ち帰りも可能で、ご飯と具が分かれた容器で提供されることもあります。
非常に人気が高いため、昼時を待たずに売り切れることも多く、早めの訪問がおすすめです。
築地 海鮮宝船:SNSで話題沸騰!ウニいくらいなり
2023年1月に築地場外市場にオープンした「築地 海鮮宝船」は、新しい店舗ながら瞬く間に人気を集めています。
その理由は、見た目も華やかな「ウニいくらいなり」(1,500円)です。
この商品は、甘く味付けされた油揚げの中に酢飯を詰め、その上に新鮮なウニと輝くいくらをこぼれ落ちるほど贅沢に盛り付けた一品です。
明治二年創業の老舗専門店の油揚げを使用し、海鮮も長年の経験を持つ問屋から仕入れています。
客の目の前で盛り付ける「エンターテインメント海鮮いなり寿司」というコンセプトも、楽しさを演出します。
その見た目のインパクトからSNSで大きな話題を呼んでいます。
ウニいくらの他にも、「カニいくらいなり」(1,000円)や「サーモンいくらいなり」(800円)などのバリエーションも用意されています。
「ZIP!」では、特にSNS映えするビジュアルと、ウニといくらという豪華な組み合わせが、いなり寿司という手軽な形で楽しめる点が強調されました。
いなりの甘さと海鮮の塩味のコントラストも人気の秘密です。
圧倒的なビジュアル、高級食材を手軽に楽しめる斬新な組み合わせが、特に観光客や若年層のトレンドに合致し、人気を博しています。
ただし、価格に見合う味かどうかについては意見が分かれるところもあり、見た目や話題性を重視する層に特に支持されているようです。
購入は店頭カウンターで行い、基本的にはテイクアウトか食べ歩きスタイルです。
えにかいたもち 築地店:新感覚!抹茶わらびラテの魅力
札幌発の餅・大福専門店「えにかいたもち」の築地店は、2023年3月にオープンした比較的新しいお店です。
白を基調とした可愛らしい外観が目印で、「お餅を日常に」をコンセプトに、伝統的な和菓子に現代的な感性を加えた商品を提供しています。
看板商品は、飲む和スイーツ「抹茶わらびラテ」(630円)です。
このドリンクの最大の特徴は、独自開発された「もちもち」食感のわらび餅が入っている点です。
まるでタピオカドリンクのような食感を、日本の伝統的なわらび餅で実現しています。
抹茶は京都宇治の老舗「北川半兵衛商店」の香り高いものを使用し、牛乳と生クリームを合わせたクリーミーなラテに仕上げられています。
わらび餅は国産わらび粉などを使用し、添加物は不使用です。
さらに、ラテのベース(抹茶、ほうじ茶、黒蜜きなこ)と、中に入れるわらび餅のフレーバー(プレーン、黒糖、抹茶など5種類)を自由に組み合わせられるカスタマイズ性も魅力の一つです。
「ZIP!」では、わらび餅のユニークな「もちもち」食感と、老舗の宇治抹茶を使った本格的な味わいが紹介されました。
新しい食感体験、高品質な原材料へのこだわり、選ぶ楽しさ、そして抹茶ブームというトレンドが人気の理由と考えられます。
630円という手頃な価格で、ちょっとした贅沢感が味わえるのも嬉しいポイントです。
注文は店頭カウンターで行い、クレジットカードや電子マネーなど多様な支払いに対応しています。
テイクアウト専門店ですが、すぐ近くの築地本願寺境内にはベンチがあり、購入した商品を座って楽しむことができます。
まる一浜田商店:幻の味?1日30個限定の築地うにまん
1948年(昭和23年)創業の「まる一浜田商店」は、納豆や豆腐、生麺などを扱ってきた築地場外市場の老舗食料品店です。
この伝統ある店が近年、新たな名物として提供し話題となっているのが「築地うにまん」です。
最大の特徴は、竹炭パウダーを練り込んだ真っ黒な生地。
中にはウニを混ぜ込んだクリームソースやペースト状の餡が入っています。
「ZIP!」で紹介されたプレミアム版「極(きわみ)」(1,000円)には、さらに生ウニがトッピングされ、豊かなウニの香りが楽しめます。
この商品はもともと九州の「関門うにまん」に由来する可能性があり、築地の新名物として展開されているようです。
「ZIP!」では、その特徴的な見た目と構成、そして1日30個限定という希少性が強調されました。
この極端な限定数が、人々の「手に入れたい」という欲求を刺激する、希少性マーケティングとして機能していると考えられます。
ウニを中華まんに入れるという斬新なコンセプトと、黒とオレンジの印象的なビジュアルも魅力です。
ただし、入手は極めて困難です。
1日30個という少なさに加え、お店の閉店時間が12:00と非常に早いため、開店時間(早朝5:00)に近い時間に訪れる必要があります。
味や価格に対する評価は分かれますが、その珍しさから「一度は試してみたい」と考える人も多いようです。
購入は店頭で行い、テイクアウトが基本となります。
まとめ:ZIP!で紹介された築地食べ歩きグルメ4選について
今回は、日本テレビ系「ZIP!」の「街録ZIP」コーナーで紹介された、築地の注目食べ歩きグルメ4選をご紹介しました。
70年以上の歴史を持つ「きつねや」のホルモン丼、SNS映え抜群の「築地 海鮮宝船」のウニいくらいなり、新食感が楽しい「えにかいたもち」の抹茶わらびラテ、そして1日30個限定の希少な「まる一浜田商店」の築地うにまん。
それぞれが築地の伝統と革新を象徴する、個性豊かな味わいです。
この記事を参考に、ぜひ築地で最新のグルメトレンドを体験してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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