毎日の料理、もっとラクにしたいと思いませんか?
忙しい日にピッタリ!冷凍でラクラク調理グッズというテーマで、まさにそんな願いを叶えるアイテムが特集されました。
リポーターの山口綺羅さんが紹介したのは、冷凍を賢く活用して時短を実現する画期的な商品たちです。
この記事を読めば、番組で紹介された理研ビタミン、ニッスイ、アーネスト、ククナの便利調理グッズ&食品4選について、それぞれの特徴や使い方、どんなところが魅力なのかが詳しく分かります。
忙しいあなたの食生活をサポートするヒントが見つかるはずです。
リケン 凍ったまま焼ける!?パッとジュッと ねぎ塩麹チキン用
まず注目されたのが、理研ビタミン株式会社から2025年3月5日頃に発売された下味冷凍用おかずの素「パッとジュッと® ねぎ塩麹チキン用」です。
ドレッシングでおなじみのリケンが開発した、鶏むね肉の調理に革命を起こすかもしれない一品です。
この商品の最大の魅力は、なんといってもその手軽さにあります。
カットした鶏むね肉(約250gが目安)を、調味液が既に入ったパウチに入れ、袋の上から揉み込んで冷凍庫に入れるだけ。
そして驚くべきことに、調理する際は解凍が不要なのです。
凍ったままの鶏肉をフライパンに入れ、水大さじ1杯を加えて蓋をし、弱火で約8分蒸し焼きにします。
その後、蓋を取って火力を調整し、お好みの野菜などを加えて炒め合わせれば、あっという間にメインディッシュが完成します。
なぜ凍ったままでも美味しく仕上がるのでしょうか?
その秘密は、理研ビタミン独自の特許技術「肉ピタソース」にあります。
この特殊なソースは、肉に吸着しやすい性質を持つでんぷんなどを含んでおり、冷凍前に肉の表面にぴったりと密着します。
このコーティングが、冷凍中や加熱調理時に肉内部の水分が外に逃げ出すのを防ぐ壁の役割を果たします。
結果として、通常は加熱するとパサつきがちな鶏むね肉が、驚くほどしっとりジューシーに仕上がるのです。
食品科学に基づいた技術が、家庭料理の悩みを解決してくれます。
味付けは、日本の家庭で人気の高い「ねぎ塩麹」。
塩麹には肉を柔らかくする効果もあり、旨味と香りが食欲をそそります。
比較的安価な鶏むね肉をおいしく、しかも簡単に調理できるため、時間だけでなく食費の節約にもつながります。
同シリーズには「甘旨ヤンニョムチキン用」といった他のフレーバーもあり、飽きずに楽しめます。
ニッスイ レンジで定食完成!まんぞくプレートが便利すぎ
次にご紹介するのは、水産大手ニッスイ(日本水産株式会社)が提供する冷凍食品シリーズ「まんぞくプレート」です。
電子レンジで温めるだけで、ごはんとおかずがセットになった定食のような食事が楽しめる、まさに忙しい現代人の味方です。
このシリーズのコンセプトは「ワンプレートごはん」。
主食のごはんと主菜となるおかずが、一つのトレーに収められています。
最大の利点は、電子レンジ加熱だけで食事が完結する手軽さ。
トレーがそのままお皿代わりになるため、洗い物が最小限で済むのも嬉しいポイントです。
特に注目したいのは、ごはんの品質です。
冷凍米飯は食感が損なわれがちですが、「まんぞくプレート」では「ふっくら釜炊き」を謳っており、ごはんのおいしさにもこだわっています。
トレーには仕切りが設けられているため、おかずのタレなどがごはんに染み込みにくいよう配慮されています。
シリーズ名の通り、一食で十分な満足感が得られるよう、ボリュームにも配慮されており、例えば「ふっくらごはんとカツカレー」の内容量は330gとなっています。
メニューの豊富さも魅力の一つです。
まるで定食屋さんのようなラインナップで、和・洋・中の人気メニューが揃っています。
「ふっくらごはんとカツカレー」や「ふっくらごはんと豚肉生姜焼き」、「ふっくらごはんとチキン南蛮」、「ふっくらごはんと回鍋肉」、「ふっくらごはんとデミグラスハンバーグ」、「ふっくらごはんとたらと野菜の黒酢あん」、「ふっくらごはんと四川風麻婆豆腐」など、選択肢が多いため、その日の気分に合わせて選べます。
時間がないけれど、温かくてバランスの取れた食事をしっかり摂りたい、そんなニーズに応える商品です。
アーネスト お弁当作りが変わる!まるみの小分け保存カップ
続いては、キッチン便利グッズでおなじみのアーネスト株式会社(本社:新潟県三条市)から登場した「まるみの小分け保存カップ」です。
繰り返し使えるシリコーン製のカップと専用保存容器のセットで、お弁当作りや作り置きに大活躍します。
この商品の最大の特徴は、素材にシリコーンを採用している点です。
シリコーンは耐熱性・耐冷性に優れているため、冷凍庫での保存(約-30℃まで)はもちろん、電子レンジでの加熱、さらにはオーブンでの使用(約230℃まで)も可能です。
例えば、ミニグラタンなどをカップで作って、そのまま冷凍・加熱できます。
カップと容器本体(蓋を除く)は食器洗い乾燥機にも対応しており、お手入れも簡単です。
デザイン面で工夫されているのが、カップの形状。
「ノーマル」タイプは完全な円形でも四角形でもない「角まる型」をしています。
このユニークな形により、円形や角型、どちらのお弁当箱にもスペースを無駄なく、すっきりと綺麗に詰めやすくなっています。
お弁当箱という限られたスペースを最大限に活用するための工夫が凝らされています。
「オーバル」(楕円型)タイプもあります。
機能面では、作り置きしたおかずなどを少量ずつ「小分け」して冷凍保存するのに最適です。
週末にまとめて調理したおかずをカップに入れて冷凍しておけば、忙しい朝のお弁当作りが格段に楽になります。
冷凍したカップをそのままお弁当箱に入れれば、特に夏場は保冷剤代わりにもなり、お昼頃には自然解凍されて食べごろになります。
もちろん、食べる前に電子レンジで温め直すことも可能です。
離乳食のストックや、食卓にもう一品加えたい時など、様々なシーンで役立ちます。
カップは約2mmとしっかりした厚みがあり、型崩れしにくいので、そのまま小鉢として食卓に出しても見劣りしません。
専用容器はスタッキング可能で、冷蔵庫や冷凍庫内で省スペースに収納できます。
ククナ レンジOKの衝撃!ステンレスMEAL BOX 約4290円
最後に紹介するのは、キッチン・テーブルウェアブランド「ククナ(KUKUNA)」の「MEAL BOX ステンレス保存容器 0.92L」(品番 6161-030 または KKN-MO92WH、価格4,290円前後)です。
この商品の最大の特徴であり、まさに常識を覆す点は、本体がステンレス製でありながら電子レンジおよびオーブンでの使用が可能であることです。
これまで「金属は電子レンジ不可」というのが常識でした。
これは、金属が電子レンジのマイクロ波を反射してしまい、食品が温まりにくいだけでなく、火花が散って故障や火災の原因になる可能性があるためです。
しかし、このククナのMEAL BOXは、特殊な技術(詳細は非公開)により、ステンレス製でありながら安全に電子レンジ・オーブンを使用することを可能にしました。
これにより、食品の保存(冷蔵・冷凍)から解凍、温め直し、さらにはオーブン調理まで、一つの容器で完結させられます。
ただし、安全な使用のため、電子レンジ加熱は500W-700Wで10分程度まで、オーブン加熱は60分程度が目安、空焚き禁止、容器が庫内壁面に触れないようにする、といったガイドラインを守る必要があります。
本体の素材であるステンレス鋼は、プラスチック容器のように臭いや色が移りにくく、耐久性にも優れています。
ガラス容器のように割れる心配も少なく軽量なため、日常的に扱いやすいのがメリットです。
長く使えるため、環境負荷の低減にもつながるサステナブルな選択肢と言えます。
熱伝導率が高いため、冷蔵・冷凍が短時間でできるという利点もあります。
容器の外側にはセラミック塗装が施されており、ステンレス特有の無機質な印象を和らげ、ホーロー容器のようなおしゃれな外観です。
この塗装のおかげで、指紋が付きにくいのも嬉しいポイントです。
蓋は4ヶ所のバックルでしっかり固定する「4点ロック式」で、内側のシリコーンパッキンと合わせて高い密閉性を実現。
汁気の多いものを入れても漏れにくくなっています。
蓋とパッキンには抗菌加工が施され、パッキンは取り外して洗えるため衛生的です。
食器洗浄機にも対応しており、お手入れも簡単。
蓋のロック部分と本体の電子レンジ対応機能には1年間の保証が付いています。
サイズは0.92Lの他に0.5Lなどもあります。
まとめ:ZIP!キテルネ!紹介の冷凍活用時短アイテムについて
今回は2025年4月23日の「ZIP! キテルネ!」で紹介された、冷凍を活用して日々の料理を楽にする便利グッズ&食品4選をご紹介しました。
下味冷凍と解凍不要調理を実現する調味料、レンジだけで定食が完成するワンプレート、お弁当作りに革命を起こすシリコンカップ、そして常識を覆すレンジ対応ステンレス容器。
それぞれのアプローチで、忙しい私たちの食生活を豊かにしてくれるアイテムばかりです。
ぜひ、日々の暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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